レーニン通り、以前はリュービンスキー・プロスペクトとして知られていましたが、オムスク市内でもっとも交通量の多い通りの一つです。休日やその他の特別なイベントの際には、この通りで様々なコンサートや市のイベントが開催されます。
この大通りの名前の由来はロマンチックで悲劇的なものです。はじめは西シベリア総督ガスフォードによって作られた木立が植えられた場所で、地域の住民たちは総督の妻リュボフ・フョードロヴナにちなんでこの場所を リュービンスカヤ と名付けました。開発が進むにつれて、この地域には地下に店舗がある石造りの家が建てられるようになりました。時間の経過とともに木立は次第に伐採され、建物がその場所に建てられるようになりました。
大通り沿いにはさまざまな重要な建物が建ち並んでおり、”ロシア” ホテル、レストラン、映画館、ガンシン家やオブシャンニコフ家の商館、モロゾフの店などがあります。また、リュボフ・ガスフォードにちなんで名付けられたこの大通りには、彼女の記念碑や配管工ステパニッチの記念碑、市長の記念碑などがあります。
現在、レーニン通り沿いの建物は様々なブティックやレストランに改装されています。古い建物の1つには医学アカデミーが入居しています。