「ノメンターナ砲台」は、歴史的にはローマを取り囲む塹壕キャンプの一部であったノメンターナ通り沿いの敷地に現在位置しています。
この軍事施設は現在、2つの兵舎からなります。「E.ビアンキ」兵舎は、ノメンターナ通り274番地からアクセス可能で、陸軍物流司令部の本部として機能しており、「C.アミオーネ」兵舎は、ノメンターナ通りとノメンターナ環状道路に面したVia della Batteria Nomentanaからアクセス可能で、現在インターフォース機動連隊が駐留しています。
ノメンターナ砲台の建設は1884年から1890年にかけて行われ、60万ポンドの経費がかかりました。同名の道路の右側に位置し、隣接する砦の後方に配置され、アニエーネ川とその広い谷を守る責務を担っていました。
砲台のレイアウトは不規則な五角形をしており、突出した外側と直線状の喉部側を持っています。中には二重出入口の火薬庫があり、引き橋の右側にあり、堀に続いています。また、泉水井戸も備えています。