マラガ県に位置し、アンダルシア自治州内にあるスペインのネルハは、コスタ・デル・ソルの地中海沿岸に位置する活気あふれる都市であり、自治体です。
ネルハの目玉であるのは間違いなく”ヨーロッパのバルコニー“で、地中海を一望できる展望台です。この息をのむようなスポットは、かつてネルハの要塞があった場所に現れましたが、1884年の地震で破壊されました。その変貌は、スペインのアルフォンソ12世国王がネルハを訪れ、ここに新たに設立された”ヨーロッパのバルコニー”から演説を行ったことによって促されました。
元々ローマ人によって建てられ、”デトゥンダ”という名前を持っていたこの街は、8世紀にアラブの支配を受け、”ナリシャ”という名前を取り、やがて現代の名前”ネルハ“に進化しました。イスラム支配下では、ネルハは絹の生産と繁栄する農業の実践で名声を博しました。