ブラジルの主要な守護聖人である「聖母が現れた」という意味を持つ、アペレシーダの聖母に捧げられたナショナル・シュラインの大聖堂聖堂(Catedral Basílica do Santuário Nacional de Nossa Senhora Aparecida)は、ブラジルのアペレシーダにある目立つローマ・カトリックの大聖堂です。
内部面積において、世界で最も大きな大聖堂であり、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂に次ぐ、世界第2位のカトリック教会となっています。
この場所の起源は、聖母マリアの像の発見に遡ります。
地元の伝承によれば、1717年にパライバ川で漁をし、サンパウロの総督であるペドロ・デ・アルメイダを讃えるために三人の漁師が苦労していました。努力と祈りにもかかわらず、日が暮れるまで何も獲れませんでしたが、その時、一人の漁師が網を投げ込むと聖母マリアの像を発見しました。続けて網を投げると、像の頭が見つかりました。
漁師たちは像をきれいに洗い、布で包み、その後、奇跡的に多くの魚を見つけることができました。この像は、サンパウロに住む修道士であるフライ・アゴスティーニョ・デ・ジェズスに帰せられています。